若い時から起業、経営がわからず我武者羅に突進。何度もの経営難を乗り越え、プロ経営者成長途中である。さらに一歩前進、経営大学設立を考えるまでになる今日までの経緯と歩み。

経営者としての品性を身に着ける

私は、26 歳でリフォーム会社を起業し、
20年が過ぎようとしております。

設立当初は、経営というものがわからないまま、勢いに任せてがむしゃらに走って来ました。幸い、お客様に恵まれて増収・増益で、時代外れのバブルのような経営をしておりました。

その後、成長と共に社員を雇用し、拡大していくうえで数々の壁にぶつかり、その都度まさに危機的状況を「根性と勢い」で乗り越えてきましたが、倒産を覚悟した事が2度ほどありました。

今振り返ると、創業当時にもっと経営の事を分かっていれば、このような苦労は無かったものと思っています。そして平成29年になり、運転資金が底を尽き、3度目の倒産の危機を迎えました。

そのような時に古川先生と奇跡的に出会い、このテキストにある教えの全てを再建に注いでいただき、わずか数ヶ月で難なく危機を乗り越えることが出来ました。

2度目の経営難

再建が成功したのも束の間、再建2年後には、再度、経営不振に陥りました。そこで私なりに反省、「本当の意味での再建ではなかった」ことを悟りました。

真の再建は心が伴わないと成功しない

ということを教えられました。そして心を入れ替え、自分の力で再建することを決意。

古川先生に一つ一つ指導を受けながら自分自身の力で経営に取り組み始めました。

経営の樹の剪定

  • 経営理念をわかりやすくして一人一人の行動基準にするように修正しました。
  • 社員一人一人の思いを汲み上げるため、報連相日報の提出を義務付け、私自身が一人一人に返答するようにしました。
  • 組織の再編成:古川先生から「人は人を変えることは出来ない」と言われていました。しかし「そんなことはない。必ず良い社員に変えてやる」と思っていました。 しかし、現実は厳しく、止むなく 「人財、人材、人罪」に分け、人罪になっている人は辞めてもらいました。難しい決断でしたが、「経営者として乗り越えなければならないこと」と言われ、勇気を奮い実行しました。その結果、業績はみるみるうちに急上昇、このコロナ禍を乗り切ることが出来ました。

プロパー融資を持ちかけられる

昨年の決算も余裕で黒字計上、「令和4年の決算報告と経営計画書」を銀行へ提出したところ、プロパー融資を持ち掛けられました。

古川先生から「保証協会付融資はどこもやっていること、プロパー融資を受けて一人前の会社として認められたことになる」と言われ、経営というものを再認識し、自信を持ち始めました。

少数精鋭会社の基礎が出来た

社員を見直し、少数となり、徹底して社員と心を一つにして取り組むようになってから、業績は向上しました。

「会社というものは、そのままでは精鋭社員にはならない。少数にするからこそ、精鋭社員に成長する」ことを納得しました。

売上も増えることなく利益は上昇しており、「売上げを減らしながら利益を生む」 真理を体験しております。

経営者としての器を磨く努力

新しく古川先生より学んだ「経営の真理」を実践することで、「経営は夢に満ち溢れたもの」になる予感がしております。

まだまだ満足のいくものになっておりませんが、経営者としての器を磨く努力をしてゆきたいと思っています。

経営に対する思いの変化

経営とは、先の見えない茨の道を、まさに目隠しをして運転している様なものだと思います。

予測もしない所から矢が飛んできて、その状況に場当たり的に対応を迫られるものだと痛感しており、私だけでなく私の会社を経て独立していった元スタッフや職人さんも経営が困難になり、廃業や転職していく状況を目にし、経営とは本当に厳しいものと痛切に思います。

10年目の誕生日を迎えられる法人が、10%程度といわれる日本社会の状況の中、創業当時の強い想い「夢」を、次世代に繋げ発展してゆく会社をもっとたくさん創る事は出来ないか?

それには、経営者自身が経営というものをしっかりと勉強をして、予測される状況に対応できる能力をもつことが出来れば、永続的に発展していくことが出来ると思うようになりました。

奉仕の心を教えられる

奉仕とボランティアの違いを教えられました。

本当の奉仕の心とは「自分の出来ることで世に貢献すること」です。「自分のためにすることが人のためになる」 「人のためにすることが自分のためになる」 自分のことばかりでも人のことばかりでも本当の成長には繋がらない真理を追求しようと考えるようになりました。 

経営に苦しむ経営者が多く、何とか力になってあげられないか、と思うようになったのでした。 私なら、「小さい会社の経営者の立場に立って考えられるし、小さい会社の経営な ら教えてあげられる」と思うようになりました。

「小さい会社の経営大学設立」への想い

古川先生は、「日本の中小企業約 350 万社の 60%が黒字会社になれば、日本は元気になる!」と言われております。

「私でも黒字会社になれたのだから、誰でも出来る」と思うのです。自分が成長、会社も成長していることを素直に認め、多くの悩み苦しむ中小企業の経営者に教えてあげなければならないと思うようになりました。

一人親方を始め、数人で経営している会社は経営感覚もなく、不安定な経営を強いられています。経営の勉強をしたくても、その場所もなく、あっても敷居も高くて入れない所ばかりです。 幸い、自社には多く入ることの出来る会議室があります。「小さい会社の経営大学」 を作りたいと計画をしています。 これは「人のためであり、自分のためでもある」と思っています。

古川先生からは、「人のためではなく自分のためにやる」ことを勧められています。そのことが必ず人のために繋がると言われ私の人生の目標とすることを真剣に考え ています。

Membership

ご入会フォームに必要事項をご記入の上「送信」ボタンを押してください。