空港のターミナル

経営の真理を学び、経営に取り入れた。赤字経営から脱出し健全な会社に甦った。

今日までの経緯

「経営の樹を育てる会」に欠かさず参加して5年になります。

古川先生との出会いは、ある経営者勉強会の講演をお願いしたことから始まります。先生がおっしゃることを一つひとつ自分にあてはめ吟味すると、自分の経営者としての愚かさがよく分かり、会社が地獄に向かっていることを痛感いたしました。危ないところでした。

会社経営15年間、ごまかしごまかしの偽りの経営でした。サラリーマンの時の勝ち誇った実績は、経営者になったとたんに崩壊です。

先生がよく言われていることに、「最善を求めず、次善を求めて即実行する」という言葉があります。 経営者は、毎日毎日、様々な問題をかかえ苦悩しています。考えれば考えるほど迷うばかりです。

小さいことでも実行して初めて先が見えることがあります。そして少しかもしれませんが、必ず前進できます。

学びからの実践

経営の樹を育てる会

「売り上げは上げるものではなく上がるもの」を実践しました。 

古川先生との出会いから 5年、経営者として多くのことを学び実践してまいりましたが、その中でも

  • 売り上げは上げるものではなく上がるもの
  • 売上げを減らしながら利益を上げる

は、私にとっては大変ハードルの高いものでした。(と言っても まだまだ満足できる結果ではありませんが)特に、次の学びを実行しました。

1.「売上高」から「売上利益率」重視に切り替える

創業以来、毎年「売上高を上げる」ことを目標にしてきました。

多少赤字でも売上高が上がっていれば良かれというように思っていました。利益率は結果と考えていました。

その結果、「繰越利益剰余金」は 14期連続赤字でした。実践開始に15 期目より「適正な利益率の徹底的見直しと保持」を社員と共に取組み、9%から現在 20 期目15%台に向上させることが出来ました。

売上高ではなく、売上利益率を重視することの大切さを良く理解出来るようになりました

2.「新規開拓」から「深耕開拓」に切り替える

それまで新規客を増やすことが最も大事なことだと考えていました。

過去、業者に言われるままHPに巨額を投じ、営業には数多くの新規訪問を強いてきましたがそれに見合う結果は出ませんでした。

そこで、HP は会社存在の PR に留める程度に見直し、既存顧客には日頃の感謝のご意見を伺う徹底的な密接営業へと切り替えました。 

結果、顧客や知り合いの同業者からのお客様の紹介や系列の全国の営業所に宣伝して頂くといった「深耕開拓」に繋がり、売上げが増えることになりました

3.全般対応からオンリーワンへ切り替える

旅行には、観光、団体、学生、出張などさまざまな旅行業務があります。

その業務全般対応ができるように開業しましたが、他の大手同業者に勝ることは難しく会社の存在意義と将来の存続も不安視するようになっていました。

そこで、ターゲットを比較的得意としていた建設会社の工事出張宿泊手配に絞り、現在売上の 80%に達しています

4.経営理念の確立

経営の樹の根っこは経営理念です。そこで全社員と共に経営理念を作り直しました。

「顧客に愛され、社会と社員に必要とされる存在であり続けたい」

これらの取組みは、会社理念に基づき、社員と共に実行してきたからこそ出来たことだと思っています。

経営者としての免許を古川先生の下でこれからも更新して参ります。

経営は夢に満ち溢れたもの 

古川益一先生

知識の修得には終了期限がありますが、真理においては終了がありません。

N 社のN 社長は、5年間も勉強会に参加され、毎回毎回、回を重ねる毎に真理の奥深さに気付き、その都度悟りがあったように思います。経営というものの奥深さが悟れるようになると、その真理の追究が「経営者の生き甲斐」に繋がるようになり、まさに「経営は夢に満ち溢れたもの」になってゆくことと思います。

経営者は、営業、技術、財務など必ず他より秀でたものを持っています。

これに経営能力をプラスすることにより、プロ経営者に脱皮することを強く申し上げたいと思います。

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