再建への心構え&陰陽五行
  • 日時:令和3年6月7日(月)18:30~21:00
  • 場所:ウインクあいち1110号室
  • 講師:古川 益一
  • 司会・書記・HP:渥美沙緒里、鈴木建太郎

今回からZOOM配信も取り入れました。

1.学んだ事・ 感じた事をいただきました。

①現在、再建が必要な場面ですが、自分の考えはほとんど逆であったと感じました。努力しないでというのが、まだ良くわからない感じです。

Comment

1合枡に2合は入りません。

この理屈が理解出来れば努力の意味が悟れると思います。

当勉強会では真理という物事の道理を勉強しており、徐々に理解していくものと思います。

特に再建が必要であることは、「器に合わせた努力をする時」と考えて下さい。

②自分で理解した事を次善を求めて実行する。少しづつですが頭に入れていきますので、これからもよろしくお願い致します

Comment

当勉強がお役に立てることと大変うれしく思います。

期待しております。

③争いを避け、善悪、優劣をつけてジャッジしない。

Comment

なかなか難しいことと思いますが、日々、感謝・実行・反省を繰り返して下さい。

なお、経営者の社員に対する見方は3通りあります。

  1. 社員の短所のみ目に付き、常に文句を言っている経営者。
  2. 社員の長所、短所、共に良く見て、長所を褒め短所を注意し向上させようとする経営者。
  3. 社員の良い所しか目に付かない経営者。

さて、貴方はどのタイプでしょうか?そして、どのタイプが理想の経営者と言えるでしょうか?

考えてみて下さい。

④「形を求めず、形のないものを求め、その一歩ずつの過程を楽しみながら、愛情ある毎日を送る」ということは、会社経営の在るべき姿と思いました。これを実行することにより、社員の心に「感謝」することを学ぶのではないかと思います。これは、良い会社です。是非目指したいと思います。

Comment

その通りです。

これからの社員と会社それぞれの成長が楽しみです。

⑤経営再建は、「経営者の品性に共鳴した周囲の人々の善意により成し遂げられる」そもそも品性のある経営者は、危機に陥る時があったとしても、自然に仕事が湧いてきて機会が与えられているように思います。与えられた機会に感謝してチャレンジできるからか。品性は憧れのようなものなのか。品性のある経営者は周囲の者がほっておかない。品性は人情なのか。よくわからないけど、品性のある経営者をひとり知っている。私はそういう経営者になりたい。

Comment

品性についてのコメントありがとうございます。品性は経営の樹の土壌に当たるものです。

品性ある経営者に率いられた会社は強く、自然に根を張り、幹は太り、枝葉は繁ってゆきます

これは真理です。当会は、皆さん全員がこのような経営者に成長されることを目指しています。

⑥真実をぶつけ合わず、真理で話し合うことについて「欠点があってこそ人間」と考えること、それくらいはやって欲しいと思う気持ち、何度も伝えているのにとか…!?って思うこと。完璧を求めている訳ではないのですが、そう思うことがあります。先日にも、完璧を求めてしまうことに関して古川先生からお話があった時、自分の価値観を相手にも、つい求めてしまっていることに、気が付きました。相手に投げかける言葉を、考えながら、真理で話し合うこと、すぐにはできないかも!?しれませんが、頑張っていることを素直に評価してあげられる自分になりたいです。

Comment

口では簡単に言えますが、いざ実行するとなると難しいものです。焦らず一つづつ成長して行かれたらいかがでしょうか?

⑦日本国憲法により守られていることの有難さを感じました。

Comment

昔から、日本国憲法誕生時の経緯や第9条などに対する善悪が議論を呼んでいますが、私は単純に基本的人権の尊重については無条件に感謝すべきものと思っています。

しかし、意外とこの憲法の良さを知らない人が多いと思います。窮地に追い込まれた人に是非教えてあげて下さい。

⑧今回の講義もそうでしたが、我社は先生のお話通りに少しづつ、理念と方針、ガラス張り、ムダムラムリ、社員一丸となる、3つの目、経営者と個人の別人格、累損確保、銀行や関係者との改善など、4年前には出来ていなかったことが、のんびりしながら出来てきました。また全ては自分の為にやる事の下地は社会や関係者に役立つことを前提としています。真理の実践は参加者のみなさまがどんどん真理に基づいた実践をされていくと、夢溢れる経営と全ての関係者と本人の幸せに繋がると思いました。ありがとうございます。

Comment

4年前、当講座初期の頃受講された方で、再建を依頼された時は、瀕死の経営状態であったことが嘘のようです。

力強く確実に立ち直り、将来の夢に溢れた経営をされています。

今後どのように成長されていくのか楽しみです(テキスト23頁参照)

2.質問にお応えします

経営者勉強会への質問

Q1.“真実を話さず、真理で話し合う”が難しく感じます。我慢をするのではなく、お互いが納得のいく方向へどのように導いたら良いでしょうか。

Answer

真理で話し合うとは、双方が調和して幸福になる解決へ導くということです。その信念があれば、相手が納得するまで、待ってあげることが出来ると思います。

何故ならば、人は人を変えられないからです

しかし、自分自身が変わることにより、相手の気持ちが変化することは有り得ることです。

つまり、「どうしてもそのようにしなければならない」のではなく、「そのようになる迄待ってあげる」ことが大切です。

Q2.真理がまだまだむつかしいです。

Answer

そんなに簡単に理解出来るものではありません。

私は25歳より、26年間の経営経験の後、倒産体験を通して真理というものを試してみようと思い立ちました。

  • 仕事は求めないで来るのを待とう。
  • 報酬については日当のみ頂くこととし、請求する事は止めよう。
  • 仕事のジャンルを決めないで自分の器の範囲内で努力しよう。

その結果、真理の考え方は一度も裏切った事はなく、暇な時も無く、忙し過ぎる事もなく20年が経過しました。

こうして、再建コンサルタントとしてスタートしてから「真理の考え方によれば確実に再建、成長することが出来る」ことを確信するようになりました。

焦らずに一歩ずつその過程を楽しみながら進めて下さい。

Q3.高く仕入れて安く売るの「売る」時は、このサービスでこの金額は「安い」と喜んでいただくためだと思いますが、「高く仕入れて」とは、どんな意味合いでしょうか?

Answer

売る時は、目標の利益を確保して売っていることと思います。と言うことは、仕入業者も同じように目標利益を考えて売りたい筈です。

つまり、利益を上げたいのであれば、仕入業者の利益も同じように考えてあげなくては道理が通らない、と言うことになります。

このような考え方を持って仕入業者と相談していけば、この考え方の重要さが分かると思います。

つまり、調和の大切さを教えているものと思います。

Q4.「高く仕入れて安く売る」これは全然手立てが分からない。例えば、パン屋さんだったら、生産者からより良い物を仕入れて、なるべく手堅い金額で売ろうと思う。しかし、うちのような仕事だとどのように考えるのだろう。課題をもらえたようで楽しいので、常に「高く仕入れて安く売る」このことを頭に入れつつ、仕事に取り組んでみようと思います。いつか理解出来る日が来ますように。と思ったら、金額の事でないと、古川先生に教えていただき合点がいきました。顧客満足度って値がつけられませんね。

Answer

質問と共に答えも書いて頂きありがとうございます。

顧客満足度は、顧客だけでなく、仕入先満足度もあるようですね。

Q5.社長の適正給料の計算方法はありますか?

Answer

大変微妙な質問ですが、答えはありません。

考え方の違いによるものですが、アメリカから来た経営学は、経営者の報酬と社員の給与は、かけ離れた金額を設定しています。そして株主の利益を重視しています。

それに比べて我が日本は、経営者と社員との和を重視しており、それ程差がありません。どちらが正しいかは、日本的経営が見直されている通りです。

そして、資本家重視の経営は一部資本家に富が集中してしまい、その弊害は目を覆うばかりです。

私は、「後れて楽しむ」経営者を目指すべきものと思います。

3.明日からやってみようと思う事をいただきました。

①次善を求めて即実行します。

Comment

次善を求めて即実行する習慣が身に付くと、ムダが省かれ、的確に将来を見通す目が養われ、自ずと最善に導く力が身に付いてゆきます。

是非、実行して下さい。

②ジタバタしません。無理、無茶な努力は努めて避けます。

Comment

無理、無茶な努力こそ、行きつ戻りつを繰り返し、最後までゴールが見えないことになるものです。

己の器に合わせコツコツと努力することが、確実な早道に繋がります

③経理、財務を見直す。

Comment

営業と財務は車の両輪です。

両方が同じ回転がないと、前に進むことは出来ません。このことに早く気が付けば、会社は必ず良い方向に向かいます。

4.今度、勉強会で学びたいと思われる内容がありましたら、教えて下さい。

①緊急事態宣言が出ている時、なかなか出席出来ませんでしたが、今回久しぶりに来れて良かったです。次回はどうなるかわかりませんが、宣言が出ていないと良いですね。コロナに気を付けて共存していきたいものです。

Comment

今日のウインクあいち11階での会合は、私達の経営の樹を育てる会のみでした。

こんな時でも集まって下さる事、本当にうれしく思います。

これからもどうぞよろしくお願い致します。

Membership

ご入会フォームに必要事項をご記入の上「送信」ボタンを押してください。