• 日時:令和3年5月24日(月)18:30~21:00
  • 場所:ウインクあいち1110号室
  • 講師:古川益一
  • 司会、書記、HP:渥美沙緒里、鈴木建太郎

1.学んだ事・ 感じた事をいただきました

① “経営”を知識の面だけでなく、陰陽思想、宇宙のリズムの中で捉えていくことが出来るようになりたいと感じました。経営の真理とはそのようなものなのかなと思いました。

Comment

その通りです。このように受け取って頂けて大変うれしく思います。経営能力は、知識を活かす知恵があって始めて身に付いていくものです。知恵は真理を学ぶことによって育まれます。

② 高く仕入れて安く売るという意味が始めてわかりました。

Comment

一旦は分かっても、いざ、その場に接すると忘れてしまうものです。自然にその意味が身に付くと良いですね。

③ 全ての出来事は、陰陽両面で成り立っていることを学びました。

Comment

折に触れ、「この場合、陰陽で考えると、どういうことだろう?」と考える習慣を付けられると、どんどん理解が深まると思います。

いくつか例題を出してみます。

  • 人間の本質とは?
  • 男性の魂力とは?
  • 女性の魂力とは?
  • 仕事の本質とは?
  • 良き人生とは?

など、哲学的になりますが、考えてみて下さい。

④ 世界から期待される日本であると良いのですが、日本では中国人が土地や、水源を買うこと、ウイグルの問題、半導体のこと等、コロナの影に隠れて色々なことが、起きています。そんな日本は大丈夫なのか?と心配になります。

Comment

確かに心配です。これから先のことは誰にも分かりません。

しかし、世界の森羅万象全てが、自然の力で動いていることは、間違いのないことと思います。人間の力で動いていることではないように思います。

そのように考えれば、私達は自然と調和して生きていくことが正しい生き方と言えると思います。

⑤ 800年周期であったり、陰陽思想であったり、自然の摂理というものが存在しているので、それに逆らうような経営をしていては、いつまでも苦しく、上手くいかないと感じました。

Comment

自然との調和を考えると必ず発展してゆきます。それでは「いつまでも苦しく、上手くいかない」との事、何故でしょうか?苦しいという文字から考えてみましょう。

苦しいは”くさかんむり”に古いと書きます。草が出る時から、つまり産まれてから古い言葉や古い習慣によって生きるから苦しいと書いてあります。それでは、古い言葉とは何でしょうか?

古い言葉は、求める事、つまり、努力することを教えます。つまり、知識です。

早く歩けよ!しっかり勉強しなさい!良い学校へ入りなさい!早く家庭を持ちなさい!お金を貯めなさい!早く出世しなさい!世の中のためになりなさい!など聞いて育って来なかったでしょうか?

これらは全て努力する事を教えています。果たして努力は叶えられるものでしょうか?努力は叶えられるとしたら不幸になる人はいない筈です。人間の努力というものの限界を知ることは、成長への第一歩です。

人が考え、蓄積してきた知識、道徳などを、一旦立ち止まって考え直して下さい。どこかおかしいことに気が付く筈です。知識、道徳、宗教が正しいことであれば、世の中は混乱しない筈です。戦争は人を殺すことです。そんなことはあり得ないことです。

このおかしいと気付くことにより、努力の意味が分かって来るように思います。Q&A集138頁Q21をご覧下さい。正しい努力の意味が分かると思います。

⑥ 陰と陽は対立しないもの、陰転じて陽と成し、陽転じて陰と成す。両者の対立というと「争い」を感じます。『陰陽』という言葉を聞いた時、この「両極」「対極」=争うものという思い込んでいたイメージを持っている自分を知りました。

Comment

気が付かれて良かったです。陰陽思想に対立という言葉はありません。陰と陽が、助け合い、立場を変え、調和を取りながら世の中が収まっているからです

しかし、知識の世界は対立となります。陰陽思想の奥深さ、真理の崇高さに徐々に気付かれていくものと思います。

次回「悪人は善人のためにある」をテーマに話し合いましょう。

⑦ 会社経営は愛に満ち溢れた楽しいものである。長年、会社経営に苦しんでいました。今は、空っぽの気分にいます。上記の様な経営が出来たら楽しいかなと感じました。

Comment

少しづつ、真の経営者に近付かれているように思います。会社経営は次から次へと押し寄せる問題を上手に処理していく仕事です。そのことを意思決定業、矛盾解決業、そして継続請負業(テキスト25頁)と言ったりします。

先の分からない人間に取ってこれ程大変なことはありません。しかし、見方、考え方を変えれば、楽しいもの、愛つまり生きがいに溢れたものになります

少しづつ苦しさより、楽しさの比重が大きくなっていくように思います。

2.質問にお応えします

Q1.今のヨーロッパやアメリカは、陰と陽を無理やり一緒にしようとしていると思う時があります。陰と陽を混ぜるとどうなりますか?※人種を認めない、男女を同じと考えるetc

Answer

大変ユニークな質問です。驚きました。実は、陰と陽は対極でありながら、常に混ざり合っています。融合しています。

〇自然界で例えると

  • 夏から冬へは秋があります
  • 晴から雨へはくもりがあります
  • 昼から夜へは夕方があります

このように必ず、混ざり合う時を経て交互に入れ変わっています。

〇人間界で例えると

  • 良い人と悪い人の間に普通の人があります
  • 仕事の出来る人と出来ない人の間に普通の人があります
  • 利益と赤字の間に「まあまあ」があります

〇日本語で例えると

  • 絶望に打ちのめされる 絶(なくなる)と望(のぞみ)
  • 危機に瀕する 危険と機会
  • 倒産寸前! 倒すことと産むこと

いかがでしょうか?

これらを考え合わせると、陰陽が逆転したり、混ざり合ったりしているのが、良く分かると思います。

この仕組みを考え、陰陽の区別を付けず、どちらでも良いように考えていくと、人生が気楽なものになるように思います

一言で言うと「が」から「も」への発想の転換です。

Q2.何事も苦しい、辛いと感じるのは、自分の器を超えてしまっているのでしょうか。

Answer

2つが考えられます。


1. その器が何であるか?違うものを入れようとしていませんか?

  • お茶碗なら、お茶を入れましょう。
  • コーヒーカップなら、コーヒーを入れましょう。
  • ざるなら、お蕎麦を盛りましょう。

2. 器に入り切っていますか?

  • 一合枡に2合は入りません。
  • 穴が空いていたら、いつまで経っても満杯にはなりません。
  • 器に蓋をしてあったら入りません。

その他、原因があると思いますが、冷静に振り返り、客観的に分析、反省してみて下さい。必ず、思い当たることが出てきます。

Q3.知識より、真理なのかと思いますが、どうしても知識の考えが行動としてやりやすい、分かりやすい気がします。真理を行動としてどのようにしたら良いか、ちょっと分かりにくくてどのように具体的にしたら良いかと思います。

Answer

自分自身の今日までの生き方を見つめ直し、反省することが出来れば、実行出来ることと思います。

先ずは、自分自身が今、楽しいか、苦しいかを問いかけて下さい。苦しいということであれば、何故なのか?と一つ一つ詰めていって下さい

人は人を救えない、自分自身も自分の自由にならないことを悟って頂ければ、次へ進める思います。

Q4.「知識の世界」と「真理の世界」と比較していると、真理=自然と見えますが、「知識=不自然」(?)とは言えない感じがしますが、いったい「知識=〇〇」何でしょうか?

Answer

「知識=不自然」と何故言えないのでしょうか?

国民のためと言いながら他国を侵略することが戦争です。そのために、兵器が作られています。その結果、何千万人の方が亡くなっています。これが自然と言えるでしょうか?

逆に何もせずに自然に任せ、「我関せず」としていたら、争いは起きません。成長、発展のため努力することが知識です。そのために学問、学校があります。その結果、貧富の差が出来、幸不幸を生みます。

これが知識の世界です。

これに対して真理は自然に合わせよと教えています。経営ならば“無為自然”、生き方なら“上善水の如し”です。(老子)この違いを理解して頂きたいと思います。

Q5.本日改めて社長の仕事を意識して会社組織を運営していきたいと思いました。知識を身に付け真理に沿って知識を使うで良いでしょうか。

Answer

その通りです。知識と真理の調和を身に付け実践されると、会社経営は楽しいものとなり、夢が膨らんで来るものと思います。好きな言葉です。参考にして下さい。

“もし人生をもう一度新しく、それどころかちゃんと自覚して始めるとしたら?すでに生きてしまった一つの人生はいわゆる下書きでもう一つのこれからの方が清書だったら?(チェーホフ)” 

3.明日からやってみようと思う事をいただきました。

① あれも良いね、これも良いね、と考えてみます。

Comment

この一言は真理の全てを表しているように思います。但し、「あれも良いね、これも良いね」の他に、知識の世界の「これはだめ」と言われるものがあり、その区別が必要になります。

是非習慣にして下さい。

②どうしても頭で考えてしまうので、知識ではなく、少しでも真理のことを意識してみようと思います。

Comment

一日一日の積み重ねです。毎日、反省する時間を持つこと、つまり、

  • T(Thanks)
  • A(Action)
  • R(Reflect)

感謝、実行、反省のサイクルを廻していくとどんどん早まり、確実になっていくと思います。 

③ 経営計画を立てる。

Comment

「良いものを作ろう」と思わず、取り敢えず作成することです。「次善を求めて即実行」を心掛けて下さい(テキスト188頁)

④ 陰陽の会話術を実行します。

Comment

陰陽の会話術は、華僑の人達の得意とするところです。大変力になります。

詳しい説明文書を次回持参します。

4.今度、勉強会で学びたいと思われる内容がありましたら、教えて下さい。

① 経理の事

Answer

第5章財務戦略で学びます。私は、経理、財務、会計と分けて考えています。経営者は、

「経理は過去の整理」
「財務は未来の経営判断材料」

の区別をしっかりと認識することが大変重要です。

たくさんの声を頂き、ありがとうございました。

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